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古い銀歯は危ない!?

こんにちは。
福岡市博多区の「廣畑歯科クリニック」です。
 
お口の中に銀歯が入っている方はいらっしゃいますか?また、その銀歯はいつ入れたものですか?
じつは、古い銀歯を入れっぱなしにしているとよくありません。
海外には、銀歯を使用できない国もあります。
 
本日は、古い銀歯を入れっぱなしにしているとどうなるのか、また、銀歯を使えない国の理由と、どのように対策しているのかご説明させていただきます。
 
 

古い銀歯を入れっぱなしにしていると、どうなる?

銀歯の寿命は5年~10年と言われています。
それ以上の年数、銀歯を入れっぱなしにしていると銀歯の下がむし歯になる、銀歯の形が変わってしまう、劣化して成分が溶け出してしまうといった状態に陥る恐れがあります。
銀歯の下が虫歯になってしまうと、1度銀歯を外し、むし歯治療の処置を行った後、再び銀歯のかぶせものを作り直すことになります。患者さまへの負担もかかってしまいます。
 
 

銀歯を使えない国がある!?理由と対策について?

銀歯の正式名称は、金銀パラジウム合金といいます。
この金銀パラジウム合金ですが、じつは歯科治療で使用している国は歯科先進国の中で日本だけと言われています。
海外の歯科先進国では銀歯ではなく、白い詰め物やかぶせものを歯科治療として使用しています。
そして、銀歯が海外で使用されていない理由についてですが、この金銀パラジウム合金が原因で金属アレルギー反応が起き、歯ぐきが膿む、腫れるといった症状が出る患者さまが稀にいらっしゃるため、銀歯の使用が禁止されています。
また、金銀パラジウム合金は飲み物や食べ物が原因となり溶けやすい、腐りやすいといった欠点もあり、使用が禁止されています。
ただし長所もあり、銀歯は硬く歯の力が加わっても衝撃で割れるようなことはほとんどありませんし、保険診療で作ることができるため費用もお手軽になっています。
しかし、古い銀歯はむし歯の再発の原因になる可能性があります。
そんなリスクを回避するために、定期的に歯科医院を受診し、お口の健康管理を徹底していきましょう。
 
銀歯について、お悩みのある方は廣畑歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。